MESHを使った特別授業

22年4月からスタートした、広島工業大学高校でのSTEAM教育カリキュラム。(K-STEAM類型CLコース)
7月に、広島工業大学高校のCLコースにて、IoTプログラミングツール”MESH”を使った、特別授業を実施しました。講師には、MESHの開発者である萩原さん(ソニーマーケティング株式会社)をお招きした、特別な授業となりました。

今回のものづくりのテーマは「身近なものをパワーアップさせて、高校を楽しくする」です。ものとことを掛け合わせて、楽しさを探究するお題が発表されました。生徒を4人程度のグループに分け、それぞれに「楽しくする」アイデアを考えます。

はじめてMESHに触れる生徒がほとんどのため、まずはその練習から。各自のChromebookを使いながら、MESHでできることを体験します。

事前に100円ショップでさまざまな材料を購入してきました。
小さなブロック状のMESHは、身近なものをあっという間にIoTプロダクトに変身させられます。

各チーム、それぞれのアイデアを試行錯誤しながら実現に向けて作り込みをしています。アイデア起案、プロトタイプ、検証が繰り返されるその様は、製品開発現場と変わらない風景でした。
アイデアをまとめる作業では、萩原さんお手製のアイデアシートを活用しました。

最後には、各グループの発表で締めくくります。

MESHの初体験から活用したワークまでを、数時間で経験しました。
開発者萩原さんからの指導や、開発秘話の紹介などは、CLコースの生徒たちにとって、貴重な学びの時間だったと思います。
これをきっかけにして、MESHを活用したIoTなアイデアがうまれることを期待しています。