◎地域工房「ファブラボ」のご紹介

ファブラボは、個人による自由なものづくりの可能性を広げることをめざす、世界的な地域工房活動です。3Dプリンターやレーザーカッターに代表されるような、デジタルファブリケーションツールの利用を促進しながら、アイディアをもつ誰もが、すばやく具現化できる社会のしくみを提案しています。当社では、「ファブラボ神田錦町」をはじめとし、スタイルの異なるいくつかのファブラボを運営しています。
ファブラボ関連の記事→こちらの一覧をご覧ください

ファブラボの基本的理念は「Fab Carter(ファブラボ憲章)」としてまとめられており、その理念に沿った取組みをすすめています。たとえば、『週に1度以上のパブリックアクセス(オープンラボ)を設ける』という取組みも、それによるものです。ファブラボ神田錦町では、事前審査を通過したプロジェクトに限り、原則無償(※1)(※2)でラボの利用ができます。
(※1)機材利用のためのトレーニングは有償  (※2)材料費などの実費はユーザー負担
一般的な製作のご相談は、こちらをご覧ください。

ファブラボ神田錦町とは?

本社1階スペースを「ファブラボ神田錦町」として、毎週金曜日に地域開放しています(この取組をオープンラボと言います)。ファブラボ神田錦町のオープンラボは、具体的なアイデアとゴールを見据え、ファブラボ理念に共感いただけるクリエイターのための「アプライ制」を採用しています。
当社が用意する規定のアプライシートに記入して、このラボで取り組みたいあなたのプロジェクトを教えてください。審査を通過したプロジェクトに限り、オープンラボを利用する事ができます。
利用方法の詳細及びエントリーについては、ファブラボ神田錦町オンラインページを参照ください。

FabLab(ファブラボ)は、個人による自由なものづくりの可能性を広げるための、デジタル工作工房とそのネットワークを言います。2000年頃に米国ボストンでスタートしたこの運動は、現在世界90カ国1,000カ所以上(参照:fablabs.io)に広がっています。
ファブラボでは、3Dプリンターやカッティングマシンなどの工作機械を備え、デジタル・ファブリケーション技術(デジタルものづくり)の利用機会を提供することで、「つくる人」と「使う人」の極端な分断を解消することをめざしています。「ローカルな工房施設」であると同時に、世界のファブラボ施設が連携する「グローバル・ネットワーク」でもあります。各ラボで蓄えられた知識やノウハウを共有し、密なコミュニケーションから課題を解決する新しいものづくりのあり方が実践されています。

20世紀は大量生産・大量消費の時代でしたが、21世紀を迎えた今、パーソナル・ファブリケーションの時代へと向かっています。

子どもから専門家までが “Do It With Others”の精神で連携しながら、自由にものづくりをする活動が始まっています。ファブラボは、次世代のものづくりのインフラのようなものです。インターネットの普及によって、誰もが自由に情報発信することができるようになったように、ファブラボが各地に普及することで、誰もが自由にものづくりができ、ノウハウを共有できるようになると期待されています。デジタル工作機械は急速に低価格化しており、いずれは一家に一台普及する時代がやってくると考えられています。

「Fab」には「Fabrication(ものづくり)」と「Fabulous(素晴らしい)」という2つの意味が込められています。ファブラボの基本的理念はFab Charter(ファブラボ憲章)として共有されています。
FabLab Japan Network サイト上の、What’s FabLab ? もあわせてご覧下さい。

デジタルファブリケーション協会で運営するファブラボ
ファブラボ神田錦町
英表記 FabLab KandaNishikicho

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-20 アイゼンビル1F
since Aug.01,2017
Transfer of Functions from FabLab Shibuya

ファブラボ渋谷
英表記 FabLab Shibuya
※2017年7月より、神田錦町へ移転しました

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町42-6 アトリエ1-3
since Nov.01,2013
Transfer of Functions to FabLab KandaNishikicho Jun.30,2017

ファブラボ藤沢
英表記 FabLab Fujisawa
※2018年2月に閉所しました
Apr.01,2015 – Feb.28,2018
ファブラボ・ベータ・馬車道
英表記 FabLab β Bashamichi
※2020年3月に閉所しました
Jun.01,2015 – Mar.31,2020