デジファブx STEAM授業の実践例を発表

24年5月に開催されたEDIX教育総合展にて、STEAM教育領域でのデジタルファブリケーション活用事例を発表しました。
出展パートナーである広島工業大学高等学校でのSTEAM教育実践例を展示し、授業で学びを深める生徒達によるプレゼンテーションがブースを彩りました。

プレゼンテーションの中で紹介されたプログラムは、現在当社と共に開発中の高校生向け授業。
1年次から3年次までを、それぞれ「利用」「活用」「発展」と位置づけ、それぞれの習得能力に合わせて、プログラムが構築されています。今回プレゼンテーションを担当した2年生と3年生は、機器の基礎的な操作を覚える1年次をすごしており、既にUVプリンターやレーザーカッター、3Dスキャナー、3Dプリンターなどのデジタルファブリケーション機器を自在に扱うことができるスキルを身につけています。授業で出される課題に対して、どのように向き合い、プロジェクトを進めてきたのか、それぞれの視点で語りました。

UVプリンターの活用したSTEAM教育向け授業「自分ロゴチャーム」や「自分アクリルスタンド」といった事例を紹介。授業の中で、デザインの考案、デジタルデータ作成、UVプリンタ+レーザーカッターでの製作に取り組みます。

UVプリンター「VersaSTUDIO BD-8」の展示

ローランドディー.ジー.社 UVプリンター BD-8

共同出展のローランドディー.ジー.社からは、いよいよ発売がスタートした小型UVプリンターVersaSTUDIO BD-8の実機紹介。この展示会で紹介された「Versa STUDIO BD-8」は、従来機と比較しとてもコンパクトなことが特徴です。
A5サイズまでの印刷面を活かした授業展開の提案や、教室間の移動設置案など、従来機よりも得意になった学校活用について紹介しました。

6月11日-13日の期間、BD-8の体験会を開催します。次のリンクからお申し込みください。

3Dスキャナー、レーザーカッターの展示

出展パートナーのShining3D社による、3DスキャナーEinStar、EinScanSP V2の実演展示と、出展パートナーのMakeblock社による、レーザーカッター xTool P2 の実演展示をいたしました。3Dプリンターの学校配備が進んでいる中、プリントのためのデータ作成の補助ツール、またはデジタルデータの幅広い活用のきっかけになるよう、授業内での利用を提案しています。3Dスキャナの実演では多くの来場者に体験いただきました。

当社では、STEAM教育やDX推進の文脈で取り上げられる「デジタルものづくり工房」の企画や運用、「3Dプリンター」「レーザーカッター」「3Dスキャナー」などのデジタルファブリケーション機器の販売と活用のためのトレーニングに取り組んでおります。先生方と共にSTEAM領域での学びを意識した授業開発も進行中です。
既にお持ちの機器を活用したプログラム開発も得意としています。皆さまの教育環境の構築に必要とされる要素を、柔軟にお手伝いいたします。日頃から、デジタルファブリケーション機器を用いた試作開発やサービス構築に携わる当社だからできるご提案です。また当社本社にあります工房「ファブラボ神田錦町」では、さまざまな機器を体験することができます。機器検討段階のお試しにも活用いただけます。

弊社STEAM事業のWEBサイト https://steam.digifab.or.jp

出展クレジット

[出展エリア]
西3ホール STEAM教育エリア 18-5

[展示機器]
UVプリンター「ローランドディー.ジー.社BD-8」
3Dスキャナー「SHINING3D社 EinStar」
レーザーカッター「Makeblock社 xTool P2

[共同出展]
ローランドディー.ジー.株式会社

[パートナー]
Shining 3D Tech Co., Ltd
Makeblock Co., Ltd
鶴学園 広島工業大学高等学校
ファブラボ神田錦町