『Procusini5.0』はメーカー終売となりました。現在、後継機『Procusini Reserch』（飲食店対応品）の販売準備中です。※製造品を販売や配布に供さない研究用はお取り扱いをしております。ご希望の方はお問い合わせください。
Procusini Reserch (pdf)

Procusini 5.0とは

ドイツのスタートアップ企業Print2Taste社の3Dフードプリンターです。
パティシエ、シェフ、料理研究家など専門家の使用を想定して設計されており、データ作成からプリントまで手軽で扱いやすいのが特徴です。当社は『Procusini5.0』の正規販売代理店として、機器の販売、購入者様向けのレクチャーや体験ワークショップなどを行なっています。
▼メーカー作例

3Dフードプリンターとは
ペースト状の食品を3Dデータに基づき造形することができる食品用の3Dプリンターです。
3Dフードプリンターは、3Dデータがあれば簡単な操作で様々な形状を造形することができます。従来、食品を自由自在な形にするには、熟練の技術や、作りたい形状に合わせた型の準備が必要でしたが、3Dフードプリンターは型が不要です。ひとつひとつ異なる形状や、少量多品種の制作に適しています。データがあれば何度でも作ることが可能です。

特徴

すぐにプリントがはじめられる専用材料
Procusini5.0には専用の材料「チョコレート」と「マジパン」が準備されています。
3Dフードプリンターを使用するには、プリントに適したペースト状の材料の準備や、プリント設定の条件出しなどの工程が必要ですが、専用材料を使えば、下準備や調整の手間がかからず、すぐにプリントに取り掛かることができます。また、ご自身のオリジナル材料を検証する際の参考としても便利です。
現在の製品ラインナップは、写真のチョコレート４色（ダーク、ホワイト、ピンク、ブルー）と、マジパン(ナチュラル）の計5種です。

初心者でも簡単に操作できる専用ソフト「Procusini Club」
Procusiniで造形をするためのデータ作りは専用のソフト「Procusini Club」で行います。ブラウザ上で操作するソフトなので、インターネット環境のあるPCならどこからでもアクセスできます。Procusini Club内には1000種を超える豊富なモデルが選べるテンプレートライブラリーが準備されており、その中から好きなデザインを探すことができます。テキストエディターの機能も搭載されているので、好きな文字を打ち込んでメッセージを作ることもできます。もちろん、自作の３Dモデルを使用することも可能です。

オリジナル材料の使用も可能
Procusini5.0はユーザー自身が準備する材料も使用できます。
ペースト状の材料、または60℃以下の加熱によってペースト状になるものが使用可能です。(粒子1mm以下まで）

▼メーカー作例

▼動画：当社によるオリジナル材料のプリントトライアル

こんなときはご相談ください

これまで様々な3Dプリンターを扱ってきた当社のノウハウを活かし、3Dデータ設計やデータカスタマイズなど、新規開発に伴走します。
・オリジナルの3Dデータを作りたい
・3Dプリントでできる形状の模索をしたい
・指定の材料でのプリント条件を検証してほしい
など、使用に際してのご要望やお困りごとがあればぜひご相談ください。

製品仕様

Procusini 5.0
プリントエリア　250mm×150mm×100mm
動作時の製品サイズ：L600mm×W600mm×H650mm
重量：9kg
電圧：12V
消費電力：60W
キャリブレーション：自動
カートリッジ：ステンレス製（加熱可能温度0℃~60℃)
ドージングチップ（カートリッジ先端）：直径1.0mmおよび1.2mm
造形テーブル：フレキシブルシリコンマット（加熱機能なし）
データ転送：SDカード

Links & Tips

Procusini5.0公式ウェブサイト（ドイツ語/英語）

Blog
・【Studies】食品用3Dプリンター「Procusini5.0」レビュー
・食品用3Dプリンター「Procusini5.0」導入レポート
・手描きのイラストをチョコレートで3Dプリントする【Procusini5.0】
・製作事例 | Sputniko! アートオークション出品作品製作協力
・【Studies】食品用3DプリンターのGコードを読み解く

・FabLab SENDAI FLAT Advent Calendar Challenge 2022!! (外部サイト)