イベントレポート|レーザーカッター体験「寄せ木コースター」

2024年3月20日に「カナマチぷらっと」にて、デジタルものづくり体験イベントを開催しました。
カナマチぷらっとにお呼びいただくのは、今回で2度目。前回は、オリジナルのイラストを使って、レーザーカッターでキーホルダーをつくる体験ワークショップを実施しました。
前回のレポートはこちら→イベントレポート|Laserboxを使用したレーザーカッター体験

カナマチぷらっとは葛飾区金町駅の目の前にあり、キッズスペース、創作室、音楽室、料理実習室、テレワークブースなど、充実した設備が揃っている施設です。便利なだけでなく、大きな窓と開けた眺めがとても居心地がよい雰囲気で、この日も多くの方で賑わっていました。

今回も、創作室にレーザーカッター「Laserbox」を持ち込み、お子様を対象としたレーザー加工体験ワークショップを開催しました。
つくったものは「寄せ木コースター」です。ワークシートに描いたイラストを、レーザー彫刻でワンポイント入れることができます。加工したパーツと、カット済みのパーツを組み合わせて、寄せ木のデザインを作ります。

レーザーカッター内部のカメラでイラストを読み取り、自動解析。すぐに加工データを準備することができます。イラストデータをカット線と組み合わせて、本体のボタンをポチッと押すと加工がはじまります。わずか2分ほどでレーザー加工が終わり、オリジナルのイラストパーツが完成します。

寄せ木には、シナ(ベージュ)・アガチス(茶色)・ウォールナット(こげ茶)の3種類の木材を使用しました。


寄せ木パーツをボンドで土台に貼り付け、表面がたいらになるようにやすりをかけます。3Dプリンターで作った特製のケースにコースターをはめこみ、机に貼ってあるやすりにこすり付けます。

最後に、木材をコーティング。今回は、みつろうクリームという自然由来の素材でできたワックスを使用しました。

制作に励むみなさんの様子と、とってもすてきな完成作品たち

今回のイベントは、未就学児から小学校低学年をメインに、小さなお子様とその保護者の皆さんに参加していただきました。
自分の描いた絵が、レーザーカッターによってすぐ木に刻印されていく様子を、驚いたり、喜んだりしながら楽しそうにご覧になっている様子が印象的でした。
デジタル工作機器を用いたワークショップ開催のお声がけをいただくことが増えてきており、どんどんと需要が高まっているのを感じます。ぜひ各地の皆さまに、デジタルものづくり体験を提供できれば嬉しいです。

当社では、デジタルファブリケーションにまつわる体験イベントの企画・実施を承っています。
対象とする年齢やニーズに合わせて、イベントの内容や難易度、使用する機器などのカスタマイズが可能です。
また、Laserboxの後継機「Xtool P2」の国内代理店として、機器販売やアドバイザーサービスを承っています。
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