◎機材導入や人材育成など

新しくデジタル加工工房やファブスペースを立ち上げる方や、既にある工房へデジタル工作機械を導入したいといった方へ、機材の導入支援、データ作成を含む機材の操作方法から運営スタッフへのレクチャー、メニュー開発まで、環境に合わせたプログラムを用意しています。
また、3Dプリンターをはじめとした、デジタル工作機械を取り入れたワークショップを実施し、幅広い世代に対してデジタルファブリケーションの体験の場を提供しています。
デジタルファブリケーション技術を有効活用した「かたちにする技術」「共創・社会連携のマインド」「領域を越える力」をもつ、次世代の“ものづくりの担い手”を育てます。

【ShopBot導入レポート】みなのLABO

荒川の源流にほど近い秩父郡皆野町に、「みなのLABO」という新しいコワーキングスペースが誕生します。豊かな自然に囲まれた地域性を活かして、コロナ禍によって加速した「ワーケーション」の受け入れ拠点として運営されます。

オープンを目前に控えた「みなのLABO」に、CNCルーター ShopBot PRS Standardを導入しました。豊富な地域資源を活かして、様々なプロジェクトへの活用が期待されます。

ShopBotのフルサイズ機は、およそ2日間かけて弊社スタッフの手で組み立てられます(所要日数はオプション等の構成によります)。テーブルの水平やガントリーレールの平行を細かくチェックしながら、重厚な鉄材でできたテーブルを組み立てます。

テーブルが組み上がったらガントリーを乗せ、配線作業や定盤・捨て板を取り付けを経て機材の組み立てが完了します。PCのセットアップを済ませ、機材との接続がなされればすぐに使える状態になります。

上の動画は、設置した捨て板の表面を平らにするために行う「平面出し」と呼ばれる作業で、およそ15分から20分の加工をShopBot自身に行わせます。一見平らに見えるテーブルも、ちょっとした木材の歪みや反りによって波打っている場合があるので、大きな径の刃物で表面を薄く削ることで、スピンドルに対して平坦なテーブルに仕上げます。

「みなのLABO」にはShopBotの他にも、3Dプリンタールーム、3Dスキャナールーム、レーザーカッタールーム、刺繍ミシンルーム、塗装ルームなど、様々な工房設備を備えたコワーキングスペースになっており、落ち着いたラウンジやカフェと合わせて、魅力的な拠点に仕上がりつつあります。ものづくりに携わりながら新しい働き方を模索中の方は、「みなのLABO」を検討してみてはいかがでしょうか?

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