アクリル工場にいってきた《Matsuda ver.》

&Fabスタッフのシャケです!

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足立区北綾瀬にある【 有限会社美幸(ミユキアクリル)】に工場見学に行って参りました。
工場見学といえば

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流れるベルトコンベアーに大きな製造機械、白装束の集団などを想像しがちですが

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このホーム感。
ミユキアクリルさんはこんな「ただいま〜」って言っちゃいそうな佇まい。
なんと従業員総出でウェルカムボードでお出迎え!
これが足立のホスタピリティ!

自己紹介もほどほどにさっそく工場見学へ。
まずはNCカッターを見学!

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ファナックの0-Mと社長。
なんとこの0-M、四半世紀現役!二台あるうちのこちらの0-Mが社長の相棒なんだとか。

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こちらがこの機械で削ったサンプル。細かいところまで面が綺麗!
ファブラボでもおなじみのNC、PCで作った3Dデータを機材に取り込むわけですが、
30年近く前の機種のためフロッピーでデータを移しているそうです。

このNCのこだわりはなんといっても刃!

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ミユキオリジナル。
よくNCで利用されるエンドミルは両刃の形であるのに対して、
ミユキオリジナルの刃は片刃。
小ロットでの製造が多いため、パワーはあるものの歩留まりが出やすい両刃より、
摩擦の少ない片刃を使うことによって一つ一つの精度を上げているそう。
お客さんのイメージに限りなく近づけたいからね、とのこと。

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そしてNCによる抜きを見せていただきました!

細くて小さい半円錐の刃で切り込んで…

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ジャジャーン!切断面も綺麗。
この抜きのデータは後に紹介するレーザー加工機でも使われており、
NCもレーザーも共通のAiデータで管理しているのだそう。

このNCがある部屋には他にもパネルソーやボール盤なども設置してあり、
どれもアクリル加工のためにカスタマイズされたもの。
小さいアクリルをパネルソーでバンバン切っていくのを見て、
道具も使う人や加工するものによって変わっていくのだな、としみじみ。

テンションがあがりきったところでお次の素材庫へ。
ミユキアクリルさんがつくった6千種類のアクリル板の一部が種類別にずらり。
興奮しすぎて写真を撮り忘れました。
ショッピングしてきたハギレたちから種類を感じていただきたい。

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主なアクリルの種類としては、不透明アクリル、半透明アクリル(乳半)、
色透明アクリル、顔料を流し込み複雑な表情をもつマーブルアクリル、
金銀オーロラのラメが封入されたラメアクリル、布を挟み込んだ布入れアクリル、の6種類。

だいたい厚みは2~5mmほど。
マーブル模様は手作業で顔料やパールを流し込むため、ふたつ同じものはないのです。

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こちらの素材庫に鎮座されているバレル研磨機。

上のドラムに竹のチップと研磨剤、磨きたいパーツを入れて回し、
切り出したアクリルのバリをとっていきます。

一回分で一日回し続けるそう。この過程でグッと完成度が上がり製品感が出ますね。
急ぎの仕事は手作業もやむなし!とのこと。

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お次はレーザー部屋へ。
トロテックのレーザー加工機がずらり。

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トロテックのレーザー、初めて見ました。スパスパと素早い動き。

おねだりしてアクリルの曲げ加工も実演していただきました!
アクリルの曲げというと特殊な機材が必要なのでは、と思っていたのですが。

取り出したるはクレープ用のホットプレート。

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干物を焼くかのごとくひっくりかえしひっくりかえし…
やわらかーくなったところで

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サッと型に押し込み…

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水で冷やして硬化!お見事!
こちらは女性用バンドによく使っている型なのだとか。

以上が工場見学のハイライト、なのですがここからが本番。
なんと懇親会をご用意していただきました。

どんどんでてくる酒類、どんどんでてくるおいしいおつまみ
(しかも手作り塩辛や地元の野菜やおもち)、
ひざの上にはかわいい子犬、人生相談にのってくださる社長、
実家級の居心地の良さが味わえました。

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また行きたい、というか住みたいです。永住したい。

(Matsuda, Sae)

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