機材導入・レクチャー|カインズ東大阪店にShopBot導入!


4月25日(水)リニューアルオープンした「カインズ東大阪店」のCAINZ工房内のデジタル工房にShopBotが導入されました。
鶴ヶ島店、広島LECT店、名古屋堀田店、町田多摩境店につづき5店舗目の導入です。 近畿エリアでは初の導入となりました。
弊社のShopBotおじさんこと、井上による機材導入・組み立て・トレーニングの様子をご紹介します。

メーカー直販品であるShopBot(米)は、購入手続きから機材のマニュアルまで全て英語です。日本でShopBotを導入する最初のハードルは、加工にまつわる技術ではなく「英語との格闘」といえるでしょう。以前は船便で輸送していましたが、着荷が天候に左右されるリスクもあるため、最近は空輸でリスクを減らす工夫をしています。そういったノウハウも溜まってきました。


予定どおりカインズ工房内に届けられた大きな木箱、この中にShopBotがバラバラの状態で入っています。工具を使って組み立てることも、導入5例目ともなれば慣れたものです。

土台となる大きく重い足を並べて、切削用の刃が移動するためのレーンを取り付け、左右に動くヘッド(刃がついているパーツ)を組み上げて、ケーブル類が稼働の邪魔にならないようにうまく取りまとめて…と、大きな工作機械ならではの体力仕事が続きます。


組み立て完了後は、PCと接続して送ったデータ通りに加工できるかの動作確認です。こんなに大きな機材でもまるで家庭用プリンターのように、PCから送ったデータを出力(切削)する仕組みは同じなのは、デジタルファブリケーションならではの面白さです。今回も無事に問題なく稼働しました!
ここまでに要した日数は3日。翌日からは、7名のカインズスタッフの皆さんへの機材オペレーションのトレーニングです。
2日間で、機材の操作方法からデータ作成までを習得するスケジュールです。


1日目は、機材の使い方を学びます。刃が回転しながら少しずつ板の表面を掘り下げ、何回もなぞることで板に溝を彫ったり、切断したり、目指す形が出来ていきます。実際に稼働している様子を見ていただき、どんなことができる機材なのか理解を深めます。皆さんメモを取りながら熱心に取り組まれています。井上から「A3サイズ以内でカッティングボードを作るとしたらどんなものを作りたいですか?」という課題をだして、この日は終了です。


2日目は、昨日の課題「カッティングボード」を自分で加工します。午前中は、AdobeのIllustratorを使ったデータ作成について学びます。今までの加工経験を生かしたデータ作成におけるコツを、丁寧に伝えていきます。


午後は、カッティングボードのデザインデータが完成させ、いよいよShopBotで加工です。一人ずつ操作をしていきます。その様子を他のスタッフもじっくり見て、データを機材に送るまでの流れ、機材側の設定など覚えることを反復練習をします。スタッフ間でアドバイスをしあう様子もみられました。


皆さん、デジタル工作機械の操作は初体験ですが、素敵なカッティングボードを作ることができました。デジタルファブリケーションは、最初のハードルが低いことが魅力であり「やってみたらできた!」という経験が次のステップを踏み出しやすくしてくれます。そして、その奥深さは無限の可能性を秘めています。

ものづくり経験の有無を問わず、楽しめる場所になるようワークショップなどのイベントが開催される予定だそうです。詳しくはCAINZ工房のHPをご覧ください。

CAINZ工房
http://www.cainz.co.jp/diy_style/factory/

カインズホーム東大阪店
https://map.cainz.com/map/743

ShopBot(ショップボット)とは…
木材などをコンピュータ上の設計データの通りに削りだせる機材です。今回導入した機材は、ShopBot PRS standard 96-48という機材で、最大加工サイズは、ホームセンターで売られている木板の一般的なサイズ(サブロク板)です。

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