◎技術リサーチ/少量多品種製作/受託開発/製品企画など

クライアントの方々からの依頼を基に、発案から実現に至る最適解をご提案します。様々な人が行き交うファブラボでは、専門性の異なる領域の知識やノウハウを共有しています。また、複数のデジタル工房運営を担う良好なネットワークを活かして、多彩な機材や人的サポートを提供しています。デジタル工作ツールを活用した小ロット製作から大規模製作まで、さまざまお請けしています。

【Studies】回転式メッセージパネル

【Studies】回転式メッセージパネル

こんにちは、デジタルファブリケーション協会の関です。
主にコミチカ(ソニー厚木内の社員向け工房)で工房のマネージャーをしています。機材の実験も兼ねて、運営の合間に制作したものをStudiesの第7弾として紹介します。

工房では利用者さんのサポートであったり、あるいは休憩などで受付を離れるということが度々あります。毎回書き置きを残すのは手間なので、あらかじめ用意したメッセージを残せるアイテムをレーザーカッターとUVプリンターで制作しました。

本体側面のハンドルを回すとパネルが回転する仕組みで、好きなメッセージを表示できるようになっています。機械式時計に使われているジェネバ機構を参考に、Adobe Illustratorで図面を作成しました。今回は4面のパネルを切り替えられるように、1ステップで90度回転する仕組みにしています。設計次第でパネル数を増やすことも可能です(その場合本体が大きくなるか、パネル一面あたりの面積が小さくなります)。

本体の材料にはMDF材を使用しています。ホームセンターなどでも手に入りやすく、レーザーカッターでの加工や後処理を簡単に行えます。各パーツをかみ合わせて組み立てられる様にしたため、接着剤以外にネジなどは使用していません。

Tips!:かみ合わせのデータを作る場合、MDFは差し込む側の寸法を0.3mmほど大きくするとしっかりかみ合います。

レーザーカッターでの切り出しが終わったら、UVプリンターでパネル部分のメッセージを印刷します。

Tips!:MDFはインクを吸ってしまうため、下地のホワイトを2回かけるのがポイントです。

印刷が完了したら組み立てて完成です。
身の回りにあるちょっとした「不便」を解消したり、子供から大人まで楽しめる立体パズルの制作などでレーザーカッターを愛用しています。また新しいグッズが出来上がったらレポートしますので、どうぞご期待ください。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. By shingo243

    コミチカを見学させてもらった際に、現物を見てきました。
    デザイン、操作感ともにすばらしい。
    次回作にも期待しています。

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