イベントレポート | Einstarで初めての3Dスキャナー体験
2024年6月29日、神奈川大学みなとみらいキャンパス ラボ(ファブラボみなとみらい)にて、『初めての3Dスキャナー体験ワークショップ』を開催しました。
まずは、参加者の皆さんの姿を3Dスキャンします。
今回使用した3DスキャナーはShining3D社製の「Einstar」です。
小型で持ち運びや操作性がいいのが特徴で、初心者からプロのクリエイターまで幅広いユーザーの使用が想定されています。
特に人体スキャンには使い勝手が良く、素早く緻密にフルカラースキャンをすることができます。3Dスキャン中の眩しい光の点滅が無く、被写体となる方の目にも優しい仕様です。
(3DスキャナーEinstarについて知りたい方はこちらの紹介動画をご覧ください)
スキャンした3Dデータはパソコンに取り込み、「Tinkercad」という3Dモデリングソフトで飾りつけます。
Tinkercadはどなたでも無料で使える3Dモデリングソフトです。ブラウザ上で操作でき、パソコンへのダウンロードが必要ないため、インターネット環境とPCがあればどこからでも自分のアカウントにアクセスできます。操作方法も直感的で、簡単に3Dモデリングが可能なため、初心者の方やお子様にオススメのソフトです。
3Dスキャンの最中、リアルタイムに画面に取り込まれていく自身の3Dデータに、皆さんからは驚きの声があがっていました。そのデータを自分のパソコンに取り込んで、好きなアイテムで周りを飾り付けたりと、楽しそうに3Dモデリングする姿が印象的でした。
今回のイベントには小学3年生〜大人まで、実に幅広い年齢層の方が参加されました。夏休みの自由研究にしてみたいと話す小学生や、自身の学びのために来てくれた方、お孫さんと一緒に遊びたいと励んでくださった方など、みなさんそれぞれの目的に向かってとても意欲的に制作していただきました。ぜひまたラボを活用して、ここからさらに発展したものづくりに取り組んでくださると嬉しいです。
ファブラボみなとみらいは、学生だけでなく地域にもひらかれている、デジタルファブリケーションスタジオです。小学生から会員になることができます。利用方法やオープンカレンダーは、オフィシャルサイトをご確認ください。
2021年度より当社が運営をお手伝いしています。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/project/fablab/