イベントレポート|Tinkercadで初めての3Dモデリング体験

2023年6月10日、神奈川大学みなとみらいキャンパス ラボ(ファブラボみなとみらい)にて、『初めての3Dモデリング体験ワークショップ』を開催しました。今回は、小学校でも利用されている3Dモデリングソフト「Tinkercad」を使用しました。

Tinkercadはどなたでも無料で使える3Dモデリングソフトです。ブラウザ上で操作でき、パソコンへのダウンロードが必要ないため、インターネット環境とPCがあればどこからでも自分のアカウントにアクセスできます。操作方法も直感的で、簡単に3Dモデリングが可能なため、初心者の方やお子様にオススメのソフトです。

まずはTinkercadの基本の使い方をレクチャーしました。マウスの操作方法や、立体図形の組み合わせ方を学びます。
皆さん初めて使うソフトでしたが、ものの1時間ほどの練習で、ある程度の立体物が作れるようになりました。

基本操作をマスターした後は、それぞれ自由にデザインしたオリジナルネームプレートのデータを制作しました。
最後は参加者同士で画面を眺めて作ったデータの発表会。短時間でしたが、各々デザインにこだわった力作がうまれました!

イベントでは3Dモデリング体験のみ実施しましたが、興味のある方は、イベント後にラボの3Dプリンターで作ったデータを3Dプリントしました。つい先ほどモデリングしたデータが3Dプリントされていく様子に、皆さん興味津々でした。


難しいと思っていた立体的なデータ作りも、Tinkercadを使えば思ったより簡単にできると感じたのではないでしょうか?最初は三次元的な視点に慣れない方も多かったようですが、どんどんソフトを触っていくうちに、すぐに操作の感覚を掴んでいた様子が印象的でした。

今回のイベントには小学3年生〜大人まで、実に幅広い年齢層の方が参加されました。みなさん初めてのモデリング体験に悪戦苦闘しつつも、意欲的に取り組んでいただきました。このイベントが「自分でつくる」ことへ興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

ファブラボみなとみらいは、学生だけでなく地域にもひらかれている、デジタルファブリケーションスタジオです。小学生から会員になることができます。利用方法やオープンカレンダーは、オフィシャルサイトをご確認ください。
2021年度より当社が運営をお手伝いしています。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/project/fablab/