ワークショップを考える| 歯車で動くロボットキーホルダー

弊社が運営に携わっている各地の工房スペースでは、定期的にワークショップなども開催されています。今回はそんなワークショップのうち、お子様向けに開催した「歯車で動くロボットキーホルダー」についてご紹介します。どんな素材でつくったのか、どのようにデザインや加工データを作成したのかなど、ぜひ参考にしてみてください!

素材紹介
今回のワークショップではMDF板という素材を使用しました。MDF板とは細かく粉砕した木材を板状に形成した素材です。ホームセンターなどで比較的安価に購入でき、レーザー加工機との相性もよく非常に便利な素材です。今回は3枚貼り合わせて使用するため、板厚2.5mmと薄めのものを使用しました。腕の可動に厚みが影響することはないため、5mmなどの厚めの材料でつくっても大丈夫です。
データ作成
データ作成にはAdobe Illustratorを使用しました。腕パーツの噛み合わせはスターツールと円形ツールを組み合わせた歯車を応用して作成しています。サイズが小さいため、力を加えた際に歯車が折れないよう歯の大きさを調整しました。


歯車のデータは、星と内側の円を合体→外側の円で切り抜いて作成しました。簡易的な歯車ですが稼働できます。
装飾パーツの作成
今回のワークショップでは、予めカットした材料を組み合わせてキーホルダーを製作してもらうため、本体以外にもさまざまな装飾用のパーツを作成しました。電源やバッテリーのアイコンなど、ロボットらしいデザインの装飾が人気でした。


組み立て
組み立ての際は、本体に必要なパーツをを取ってから、作業スペースにて接着剤での貼り付けをしてもらいました。接着剤を塗りすぎてしまうと稼働部にまで入り込み、腕が動かなくなってしまう可能性があったため、接着箇所が最小限になるように目印をつけています。 この目印をめがけて木工用ボンドをつけると、お子様でもちょうど良い量で貼り合わせることができます。


装飾パーツは、本体組み立て後に自由に貼り付けをしてもらいました。貼り付けが完了したら接着剤が乾くのを待ち、あたまの穴にボールチェーンを通して完成です。MDFは油性ペンなどで着色することもできるため、工夫次第で、よりカラフルで個性的なロボットをつくることも出来ます。


完成!
手がパタパタ動くかわいいロボットの出来上がりです

まとめ
MDFはレーザー加工機での使い勝手が良く、使用例も多い素材です。
今回のキーホルダーは、数枚の材料を重ね合わせて貼り付けるという単純な作りですが、歯車構造を応用して動きのあるものをつくってみました。レーザー加工機で製作をする際の、ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。


