◎機材導入や人材育成など

新しくデジタル加工工房やファブスペースを立ち上げる方や、既にある工房へデジタル工作機械を導入したいといった方へ、機材の導入支援、データ作成を含む機材の操作方法から運営スタッフへのレクチャー、メニュー開発まで、環境に合わせたプログラムを用意しています。
また、3Dプリンターをはじめとした、デジタル工作機械を取り入れたワークショップを実施し、幅広い世代に対してデジタルファブリケーションの体験の場を提供しています。
デジタルファブリケーション技術を有効活用した「かたちにする技術」「共創・社会連携のマインド」「領域を越える力」をもつ、次世代の“ものづくりの担い手”を育てます。

ミマキ3Dプリンタを見学してきました

最近うっすらと噂を耳にすることの多くなった「ミマキ」のフルカラー3Dプリンター。今回、貴重なお時間頂戴し、出力サンプルを見せていただく機会をいただきました。

ミマキと言ったらUVプリンターの馴染みが深い私たち。デジタル加工工房&Fabを始めとして、いくつかのスペースでミマキのUVプリンター用いたサービスを展開しています。ちなみに、ファブラボ渋谷にUVプリンターノウハウを仕込んでくれているのは、Happy Printersの皆さんですよ。今回は、Happy杉原さんと、いろいろとご縁のあるカブクの皆さんと一緒に、大崎にあるミマキショールームにお邪魔しました。他の機材にも心惹かれますが、今回は3Dプリンターに関してお話を伺います。

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さっそくサンプルを見せていただきます!テーブルいっぱいに造形物が広げられます。たくさんありがとうございます。

まずは、色表現。

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キレイな発色だと感じました!WEBサイトに書かれているフレーズを引用すると「世界初の1,000万色以上のフルカラー造形を実現」されたそうです。カラーデータ(テクスチャデータ)の作成方法は、パーツごとの色指定ではなく造形物に対してシームレスな色情報をあてる方法とのこと。テクスチャデータには、Adobe IllustratorやPhotoshopのデータをそのまま使うことができます。この辺り、UVプリンターなどで培われたミマキの技術が結集していることを感じさせます。

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造形のベースも、透明/半透明/着色と調整できるようです。

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続いて造形の細かさ。分かりますか?翼が薄い!そして、透けている。わぉ。(スケール忘れた…)

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赤カブ(1マス5mm)

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…の葉っぱ。
食品サンプルさながらの野菜の出来映え。葉が透けている。

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骨格が細かいところまでキレイに出力されています。なお、この造形サイズは約25x15x10(mm)なので、造形金額目安は21,000円とのこと。造形金額は、3辺の合計で決まる(決めている)ようです。最大は629mmで、1,505,000円!ぜひこの大きさでも造形物を眺めてみたいと思いますが、造形依頼を誰かがしてくれるのを待つことにします。カブクさんのほうをチラッと…。

さて続いて、造形サイズです。

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驚きのこのサイズ!小さい…。けどしっかりスケールダウンされている…。スゴイ。

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ガオー!

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逃げろ…。

という冗談はさておき、、、細かい表現がしっかりされていることがよく分かると思います。ピンセットで触りたくなるほどの小ささです。

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皆の質問が止まりません!だいぶ興奮しています。

2016年秋の発売に向けて調整が続いている中、貴重なお時間をありがとうございます!これからの展開がとても楽しみです。なお、既にオンラインでの出力サービスが先行スタートしています!ぜひご活用下さい。詳細は、ミマキ3Dプリンターのオフィシャルサイトへどうぞ。

関連WEBサイト:

ミマキ特設オフィシャルサイト
http://www.mimaki.co.jp/special/3d_print/

ミマキエンジニアリング、フルカラー3Dプリンタ事業に参入
https://fabcross.jp/news/2015/05/20150522_mimaki_3dprinter.html

※ ミマキエンジニアリング,カブク,Happy Printers校正済

(梅澤)

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