レポート|Maker Faire Tokyo 2016 企画協力
メイカーフェア東京2016の特別企画、”Nerdy Derby“。ニューヨークで生まれたこの「ダービー」は、Makeな心を大いにくすぐるプログラムです。
ニューヨークから「ルール無用」のミニチュアカーレース大会がやってきました。ワッシャーをタイヤにしたミニチュアカーを自由に作って、長さ50フィート(15メートル)、高さ7フィート(2.1メートル)のコースを走らせて競います。テストコースや本番コースでうまくいかなくても、すぐに工房で改良してまたトライ! 4つのMaker Faire Tokyo オリジナルコースも登場します。
(MFT2016オフィシャルサイトより)
用意されたコースは、それぞれ特徴を持っています。その特徴をつかみながら、それぞれを攻略する車体をつくります。おもりを付けたり、車輪の幅をひろげたり、考えるよりもまずやってみる!が推奨されるプログラムです。
ファブラボ渋谷では、本企画の設計から制作、当日オペレーションを担当しています。
コースの制作には、カインズ工房のShopBotを活用しました。大盤加工のできるCNCルーターがあることで、ダイナミックな制作が可能になります。
Nerdy Derbyの紹介ビデオ(6分)
全参加者600組のうち、クリアできたのは数名だったLargeHill。難関のこのコースを完走した映像が、奇跡的に撮影されていました。
Camera by NAKAKIMURA, Toshiomi
なお、このプログラムは、GitHubでも公開されています。世界中で開催されていて、東京のように「ご当地コース」が設けられることもあるようです。なお当日は、NYからNerdyDerbyチームも来日し、本場さながらの進行をしていただきました。
Nerdy Derby Inc.
http://nerdyderby.com
企画協力
株式会社カインズ/学研/株式会社タミヤ
制作協力
IidaWorks
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