◎機材導入や人材育成など

新しくデジタル加工工房やファブスペースを立ち上げる方や、既にある工房へデジタル工作機械を導入したいといった方へ、機材の導入支援、データ作成を含む機材の操作方法から運営スタッフへのレクチャー、メニュー開発まで、環境に合わせたプログラムを用意しています。
また、3Dプリンターをはじめとした、デジタル工作機械を取り入れたワークショップを実施し、幅広い世代に対してデジタルファブリケーションの体験の場を提供しています。
デジタルファブリケーション技術を有効活用した「かたちにする技術」「共創・社会連携のマインド」「領域を越える力」をもつ、次世代の“ものづくりの担い手”を育てます。

レポート|Maker Faire Tokyo 2016 企画協力


メイカーフェア東京2016の特別企画、”Nerdy Derby“。ニューヨークで生まれたこの「ダービー」は、Makeな心を大いにくすぐるプログラムです。

ニューヨークから「ルール無用」のミニチュアカーレース大会がやってきました。ワッシャーをタイヤにしたミニチュアカーを自由に作って、長さ50フィート(15メートル)、高さ7フィート(2.1メートル)のコースを走らせて競います。テストコースや本番コースでうまくいかなくても、すぐに工房で改良してまたトライ! 4つのMaker Faire Tokyo オリジナルコースも登場します。
MFT2016オフィシャルサイトより)

用意されたコースは、それぞれ特徴を持っています。その特徴をつかみながら、それぞれを攻略する車体をつくります。おもりを付けたり、車輪の幅をひろげたり、考えるよりもまずやってみる!が推奨されるプログラムです。

ファブラボ渋谷では、本企画の設計から制作、当日オペレーションを担当しています。
コースの制作には、カインズ工房のShopBotを活用しました。大盤加工のできるCNCルーターがあることで、ダイナミックな制作が可能になります。

Nerdy Derbyの紹介ビデオ(6分)

全参加者600組のうち、クリアできたのは数名だったLargeHill。難関のこのコースを完走した映像が、奇跡的に撮影されていました。

Camera by NAKAKIMURA, Toshiomi

なお、このプログラムは、GitHubでも公開されています。世界中で開催されていて、東京のように「ご当地コース」が設けられることもあるようです。なお当日は、NYからNerdyDerbyチームも来日し、本場さながらの進行をしていただきました。

Nerdy Derby Inc.
http://nerdyderby.com

企画協力
株式会社カインズ/学研/株式会社タミヤ

制作協力
IidaWorks

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