Desktop MAXは高い切削能力を保ったまま卓上サイズにまとめた機種です。965mm x 635mmの加工エリアは一般的な合板のおおよそ1/3のサイズのため板取りに無駄が生じません。加工テーブルはアルミデッキテーブルとバキュームテーブルの2種からお選びいただけます。

主な仕様

	Desktop MAX
機械寸法	1219 x 990 x 762mm
加工範囲	914.4 x 609.6 x 88.9mm
主軸移動範囲	965 x 635 x 140mm
本体重量	約88kg（アルミデッキ） 約106kg（バキュームテーブル）
スピンドル	HSD社製スピンドル（コレット規格：ER20）
切削速度	最大6m/min
電源仕様	単相100V/110V(50Hz/60Hz) 15A
標準付属品	V Carve Proソフトウェア（CAMソフトウェア） ShopBot 3ソフトウェア（コントロールソフトウェア） ベーシックルータービットキット（8本）

アルミデッキテーブル vs. バキュームテーブル

アルミデッキテーブルは、アルミ製のTスロットを備えた万能型の加工テーブルです。材料や加工内容に合わせて様々なクランプを取り付けることができます。またアルミデッキを部分的に、もしくは全て取り払って、専用の治具に換装することも可能なので、様々な材料や加工内容に対応する汎用性の高さが特徴です。

バキュームテーブルは、強力な真空ポンプを用いて材料をテーブルに吸着させる加工テーブルです。クランプを用いないため、固定した際に材料が歪むことがなく、特に薄板の精密加工で効果を発揮します。代わりに接地面積の小さな材料（ブロック材や棒材など）では保持力が落ちるため注意が必要です。材料や加工内容がある程度限定されていて、精度良く量産加工したい場合の強力なオプションです。