◎機材導入や人材育成など

新しくデジタル加工工房やファブスペースを立ち上げる方や、既にある工房へデジタル工作機械を導入したいといった方へ、機材の導入支援、データ作成を含む機材の操作方法から運営スタッフへのレクチャー、メニュー開発まで、環境に合わせたプログラムを用意しています。
また、3Dプリンターをはじめとした、デジタル工作機械を取り入れたワークショップを実施し、幅広い世代に対してデジタルファブリケーションの体験の場を提供しています。
デジタルファブリケーション技術を有効活用した「かたちにする技術」「共創・社会連携のマインド」「領域を越える力」をもつ、次世代の“ものづくりの担い手”を育てます。

M.ZONE|レジデンス渡航記-02

こんにちは、デジタルファブリケーション協会の井上です。
前回に続き台湾レジデンスプログラム2日目のレポートをお送りします。

普段M.ZONEではNerdy Derbyのオフィシャルコースが常設されていますが、今は台南市で開催されているMaker Festival出展のため出払っています。2日目の今日は、そのMaker Festivalの見学に行きました。高雄から台南までは車で1時間ほど。昨日のSuper Loop制作でもサポートしてくれたカカさんの車で現地に向かいました。

Maker FestivalSTSPという、台湾の科学技術の振興を担う機関が主催となり、國立成功大學を会場に開催されています。建物の内外に展示物が溢れ、特にロボットやドローンにかかる展示が多く見受けられました。

Nerdy Derbyは台湾でも大人気で、15:00頃に用意していた600ユニットが全て売り切れたとのことです。カカさんが挑発的な目線で1セット渡してきたので、井上も急遽制作。本レースには参加していませんが、野良レースで現地の子供相手に遠慮なく全勝かまします。

運営面でいえば基本セットの構成が我々の場合と異なり、ストローの数を倍にする代わりにナットの数を絞る工夫がされていました。また、工作ブースにも何名かスタッフはいましたが、説明を受けずに手を動かしている人が多かった印象です。作ることに慣れているのか、マニュアルが優れているのか(あるいは両方?)いずれにせよ工作スペースは常に人と熱気で溢れていました。他が運営するNerdy Derbyを見学する初の機会でしたが、子供達の反応は万国共通のようです。

夕方前に台南を出て、M.ZONEへ。いよいよ明日から本命のワークショッププログラム「新しいFabサービスを開発する」が始まります。

コメント

*
*
* (公開されません)